B型肝硬変に対する治療ガイドライン 2009
代償性肝硬変は、IFNまたはEntecavirを主体とした治療でウイルス排除。 非代償性肝硬変は、代償性肝硬変への改善を目標とした発癌予防を目指す。
- 原因ウイルスの駆除及びウイルスの減少によりAST・ALT値の正常化を目指す。
B型肝硬変(代償性・非代償性)
Entecavir(LamivudineまたはEntecavir耐性株出現ではLamivudine+Adefovir併用療法とする。) - 肝機能の維持(AST・ALT値、アルブミン値を改善)し肝発癌の抑制を目指す。
- 栄養補助療法(非代償性肝硬変)により肝機能の安定化を目指す。
a) 肝庇護剤・・・・・・・・・・・・・・・SNMC、UDCA、等
b) 分岐鎖アミノ酸製剤・・・・・・・・・・Livact
c) 瀉血療法