自己免疫性肝炎の診断・検査
肝臓が悪い時、自己免疫性肝炎かどうか診断を受けるには、血液検査で、肝炎ウイルスや薬、アルコールによる肝臓病ではないことを調べます。
また、肝臓に脂肪がたまってしまう脂肪肝ではないかも調べたます。
そういう肝臓病ではないことがわかったら、抗核抗体、免疫グロブリンG(IgG)などという検査で、自己免疫性肝炎かどうか、確かめます。
詳しくは、専門家が「診断基準」を定めていますので、参考にします。
入院して、肝臓に針を刺して、小さな肝臓の組織をとらせていただき、顕微鏡検査ではっきりさせることもあります。(肝生検)
自己免疫性肝炎の診断がついた場合、どのくらい肝炎が進んでいるか(肝硬変でないかどうかなど)を、追加の血液検査や、腹部超音波検査(エコー)、腹部CTなどを組み合わせて、確認していき、治療の方針を検討、相談していきます。