昨年の秋から保険適用となったC型慢性肝炎のインターフェロンなしの治療、ダクルインザとスンベプラ併用療法。(遺伝子型1のC型肝炎ウイルスに感染している患者さんに適応)
現在、内服中の患者さんの経過は極めて順調でとても嬉しいです。
まだ、10名ほどの患者さんしか、服用していただいておりませんが、全員が血液中のC型肝炎ウイルスが消えております。
患者さんが感じる副作用はほとんどありません。
検査上は、お一人、「肝機能検査値」血清ALT値が一時、軽度上昇しましたが、短期間で改善しました。
まさにインターフェロン治療が主流である時代が終わろうとしていることを実感いたします。
二日前に遺伝子型2のC型肝炎ウイルスに感染している患者さん用の飲み薬、ソバルディの値段も決まり、今後は徐々に、遺伝子型2のC型肝炎ウイルス感染患者さんもインターフェロンなしの治療に変わりそうです。
今後、他にも幾つかの薬が処方できるようになるようです。
高額の医療ながら、C型慢性肝炎の治療が進むのは嬉しいです。
しっかりと対応していきたいと思います。
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