今年も3月の第一土曜日に公開報告会が開催され、厚生労働省熊田班の今年のウイルス性慢性肝炎・肝硬変治療ガイドライン案が発表されました。
改正点の要点は図のようになっているようです。
そのなかから、今回はB型慢性肝炎に関する部分の一部を御紹介させていただきます。
根拠となるデータ部分のまとめは追って御紹介させていただきます。(実はここが重要ですが。)
Entecavirの他に期待されている核酸アナログTenofovirの治験が順調に進行しているようで位置づけが明記されています。
また、HBVDNAが7 log copies と多い患者さんへのIFN治療前の核酸アナログ服用についても明確になっております。
まず、35歳未満の方のB型慢性肝炎治療ガイドライン案
ついで35歳以上の方向けのB型慢性肝炎治療ガイドライン案
本日はこのまとめのみにさせていただきます。
ガイドライン改正の根拠となる研究データのまとめをまだ御紹介できていません。 また、C型慢性肝炎治療ガイドライン案についても続けて紹介させていただきたいと思います。