健康診断の「肝機能検査」の項目でɤ-GTP(GT)が高いと指摘されると、男女を問わず、アルコールの飲みすぎかと考える方、また、アルコールは飲まないのにどうして?
と、疑問に思う方が多いようです。しかし、
ɤ-GTPの数値は
- 肥満・脂肪肝
- 薬の副作用
- 胆汁の流れが悪くなる病気
- アルコール多飲
- ウイルス性肝炎をはじめとする肝臓病
- 特徴的には「原発性胆汁性肝硬変」という病気
などで上昇します。
脂肪肝が原因の方が一番多いのですが、「原発性胆汁性肝硬変」という聞きなれない病気でも上昇します。
まれな病気と思われるかもしれませんが、意外と多く、今日も、お二人診断されました。
「原発性胆汁性肝硬変」という病気は、問診と血液検査である程度まで診断でき、GTPなどの数値をさげる治療薬もあります。
GTPが高い時。是非、きちんと受診しましょうね。
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