機能性医学という新しい流れ
最近は、肝臓病や消化器病についての勉強に加え、アンチエイジングの勉強を進めていますが、同時に Functional Medicine 「機能性医学」についても勉強をしております。
複雑な慢性疾患を克服するための新しいアプローチです。今後、医師が身に着ける必要のある分野だと思います。
写真は「機能性医学」の教科書 Textbook of Functional Medicie の表紙の写真です。ハードカバーの本とKindle版があります。とても面白いのですが、なかなか読み進めません。
いくつかの団体のサイトがありますが、 The Institute for Functional Medicine のサイトが勉強になります。
日本では斎藤糧三先生が積極的に機能性医学に取り組んでおります。
日本機能性医学研究所 を作り啓蒙や実践をされています。
ホームページの最初に定義を教科書から以下のように抜粋されています。
機能性医学とは、 発症メカニズムが複雑である慢性疾患に対して、対症療法に終始するのではなく、 発症原因に着目しながら、その予防と根本治療を目指す、 個体差を考慮した医学である。
Functional Medicine is personalized medicine for complex chronic disease that focuses on primary prevention and treatments designed to address underlying causes instead of simply symptom suppression (Textbook of Functional Medicine)
勉強時間はいくらあっても足りませんね。
早く勉強して患者さんの診療に役立てたいです。
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